選(SEN)

情報処理追跡システムの開発

1.経緯 | 2.開発上の問題点 | 3.システムの概要 | 4.今までに行われた6つの研究

3.システムの概要

調査システムは、複雑な実験が簡便に実施できるように工夫されています。幾つかの工夫がありますが、次の5つの点が特徴です。

1.IDとパスワード

一つの実験に一つのIDとパスワードが割り振られてネット上のモニターを個別に管理する必要がない。

2.シナリオシステム

アンケートと実験を別に作り後でシナリオに組み立てることで、同じアンケート項目などを再利用することが簡便に行える。

3.高度な依存関係

アンケート内で条件分岐だけではなく、シナリオ自体を条件によってコントロールできる。

Webサイト、IDB法の実験で提示する商品を事前に絞り込むフェイズを設定できる。

4.Webサイトの調査

Webサイトの調査は、選の内部にページを作り込むだけでは無く、外部サイトの調査も可能となっている。Adobe airをインストールする必要があるがページの遷移などを調査することが可能となっている。

5.IDB法の実施

マトリクス型に並べた属性情報を取得する仕組みが装備されており、画像の取り扱いも可能である。

これらの特徴に加えて、処理時間の取得が可能なので、どれくらいの時間を掛けて回答を行っているのかなどを知ることができます。システムは非常に複雑になっておりそれぞれのページに簡単なマニュアルが用意されていますが、現状では直接指導されないと利用が難しい状況です。本ページを使って利用マニュアルが整備されていくことになります。

4.今までに行われた6つの研究へ